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水島博巳 社会保険労務士・行政書士事務所の所長ブログです。
2013-07-15 (月) | 編集 |
昨日「参議院選挙」の「不在者投票」を済ませてきました。
選挙当日は仕事です。
初めて「不在者投票」なるものを体験しました。
投票率を向上させたいなら、投票できる期間を長く(=不在者投票)にすれば良い。
とても便利です。利用の制約もほとんどありません。
それが感想です。

ところで選挙の争点は「憲法改正」「アベノミクスの是非」「社会保障問題」「原発再稼動の是非」等々・・・
さらには「歴史認識問題」
先日、横浜駅の街頭で「わめくような大声」で、すべてに批判的な言葉を並べたてる野党の党首がいました。
大声のせいでしょうか?日本が批判されているような少し不快な感じも受けました。

韓国と中国が日本に迫る「歴史認識問題」
尖閣や竹島、従軍慰安婦、多くの問題を「歴史認識問題」に結びつけています。
「歴史認識問題」とは何でしょうか。
ある著名な経済人は「歴史」ではなく「敗戦の事実認識」とテレビの特番で言っていました。
中国と韓国は「日本は敗戦国」であるとの認識を持てと言っていると力説されていました。
国連は「戦時の連合国」です。
国連安保理の常任理事国は米・英・仏・露・中です。
日本はポツダム宣言を受諾して敗戦。
それは歴史の事実です。

歴史の事実で驚いた話。
以前、銀行員時代に関西の支店長をしていたころの話です。
同僚の京都出身の支店長が言っていました。
京都の「先の大戦」は大東亜戦争ではない。
京都の「先の大戦」は「応仁の乱」だと。

NHK「八重の桜」を毎週見ています。
ある有名な歌手。
その出身地が長州だと知れると、会津の女性はファンをやめたという話を聞きました。
明治維新から約150年。
ほんの3世代前の歴史の事実です。

織田家ゆかりの旧家。
その嫁が「桔梗」を玄関先に飾ったら、その家の姑から厳しく叱られたそうです。
「桔梗」は明智の家紋。
日本史の教科書の裏話みたいな話です。


戦争があった事実。
日本は朝鮮を併合し、中国東北部(満州)へ進出しました。
侵略か防衛か。
アヘン戦争やロシアの南下政策。
西欧列強のアジア進出と帝国主義。
アジアで唯一植民地にならなかったのは日本だけです。
多くの歴史の事実が存在します。
事実認識。
事実認識の事実は、それを見る人からの角度により正反対の価値を生み出します。
事実認識の事実は、それを見る人の「心」により、異なる価値を生み出します。

共通することは「事実認識」の「事実」は「過去」のことです。
起きた事実を隠蔽せずに見つめること。
起きた事実を教訓にして忘れないこと。
どちらも大切かもしれません。
でも「振り向くな!後ろには夢はない」

もっと未来経費の負担を大きく持てないものでしょうか。
日本の未来のために必要な経費。
未来経費。
会社経営で言えば人材育成や新技術の開発。
マーケット調査や競合他社の動向調査。
明日の準備をしていない者に「明日」はありません。

敗戦の事実は過去のもの。
表現は少々穏やかではありませんが、日本が「戦勝国」になるための未来経費を使って欲しいと思います。
20世紀的な戦争ではありません。
「技術力」「特許」「天然資源」「環境」「長寿や健康」「日本の総合力」
ちょっと古い話題ですが「何故2番じゃダメですか?」なんて言っている場合じゃありません。
そして、弱い者の味方を演じて「耳ざわりの良い言葉」を連呼する。
騙されてはいけません。
日本は圧倒的な「戦勝国」にならなければ、ずっと過去の敗戦から逃れられません。
もちろん、第一次大戦後のナチス的な考え方では身の破滅です。


日本の国政や外交。
会社経営。
そこで生きる日本国民。
そこで働く私達。
基本的人権や生存権など憲法で保障されています。
その一方で、勤労の義務や納税の義務。
ひとりの国民として未来経費の応分の負担です。
そのためには「もっともっと」働きたいと思います。

選挙の時期だけでも意識してみます。
もっと未来経費について考えみたいと思います。
まず自分の出来ることから。
「過去にこだわる人間は未来を失う」
そうならないように気をつけたいと思います。





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