2012-11-25 (日) | 編集 |
生物が種を保存して生き残る。
そのためには、迫り来る変化を柔軟に受け入れて、自ら進化する必要があると言われています。
変化を柔軟に受け入れる。
それは、変化の「気まぐれに」身を委ねることではありません。
変化の「事実」を直視して、果敢に挑戦することが必要なときもあります。
最近、厚生年金基金の破綻問題が新聞などメディアで取り上げられています。
公的年金と問題の所在は同根です。
「少子高齢化」
掛金を拠出する世代の減少と、給付を受ける世代の増加。
年金財産の運用環境の悪化。
厚生年金基金は公的年金の一部を代行し、その上乗せとして企業年金を運営する制度です。
多くは経営基盤が決して磐石とは言えない中小企業同業者が集まって組織する「総合型基金」です。
その多くの基金の年金財産が劣化(年金積立金の不足)しています。
中小企業が基金から「足抜け=脱退」するためには、多額の年金積立金の不足分を補填する必要があります。
ジワリジワリと忍び寄ってきた「病」です。
ある中小企業のオーナーは、基金に依頼して脱退のために補填すべき金額を知り手を打ちました。
補填すべき金額は「億」を超える金額。
多くの設備投資や社員への福利厚生に、その資金を充てたい。
そこで、そのオーナー社長さんは決心しました。
数年をかけて自社の技術と若手社員を他社へ移しました。
他社の社長さんはご自身の娘婿。
その手法は企業秘密です。
残った高齢社員に多額の割増退職金を渡して、自然に会社規模を縮小させました。
そして会社は事実上休眠状態。脱退はしないので不足の補填は必要ありません。
ギリギリの選択と果敢な挑戦により、事業継承がなされました。
変化から進化です。
こんな変化から進化もあります。
労働争議。
生活闘争とかストライキなど、前時代的な争議は日本では見られなくなりました。
公共工事を中心に受注してきた中小企業です。
公共工事の抑制の影響を受けて、仕事の量は減少して行きました。
アイデアを多く持つ職人肌の社長さんは、技術革新に取り組みました。
その甲斐あって、特許に裏付けられた高い技術力を武器に民間からの受注が急増。
当然に社員は忙しくなりました。
そこに目をつけた外部の労働組合。
心無い社員が利用されたのでしょうか。
労働環境の改善を錦の御旗に団交と称して、社長さんを軟禁状態に。
会社の社屋は赤旗だらけ。
会社の社屋には見慣れない若者やおばさんが赤い鉢巻をして、世間話をしながら弁当を食べていました。
どうみても、この会社の技術者ではありません。
突然にやって来た「病」です。
そこで、そのオーナー社長さんは決心しました。
弁護士やメイン銀行支店長と相談して、破産の申し立てを行いました。
特許や顧客そして大部分の技術力ある社員を他社へ移していました。
その手法は企業秘密です。
その他社の社長さんは、この破産した会社の若手社員です。
ギリギリの選択と果敢な挑戦により、事業継承がなされました。
変化から進化です。
かって氷河期にマンモスが絶滅しました。
変化を受け入れることができず、進化することができず、種の保存ができませんでした。
人も職場や家庭など生活する環境は常に変化します。
会社も技術革新やグローバル化で経営の環境は変化します。
ジワリジワリと忍び寄ってきた「病」や突然にやって来た「病」と戦うこともあります。
進化して種を保存する。
そのためにはギリギリの選択と果敢な挑戦が必要です。
「昔は良かった」ではありません。
「昔」より「今」
「今」より「将来」
変化から進化。
そのためには、迫り来る変化を柔軟に受け入れて、自ら進化する必要があると言われています。
変化を柔軟に受け入れる。
それは、変化の「気まぐれに」身を委ねることではありません。
変化の「事実」を直視して、果敢に挑戦することが必要なときもあります。
最近、厚生年金基金の破綻問題が新聞などメディアで取り上げられています。
公的年金と問題の所在は同根です。
「少子高齢化」
掛金を拠出する世代の減少と、給付を受ける世代の増加。
年金財産の運用環境の悪化。
厚生年金基金は公的年金の一部を代行し、その上乗せとして企業年金を運営する制度です。
多くは経営基盤が決して磐石とは言えない中小企業同業者が集まって組織する「総合型基金」です。
その多くの基金の年金財産が劣化(年金積立金の不足)しています。
中小企業が基金から「足抜け=脱退」するためには、多額の年金積立金の不足分を補填する必要があります。
ジワリジワリと忍び寄ってきた「病」です。
ある中小企業のオーナーは、基金に依頼して脱退のために補填すべき金額を知り手を打ちました。
補填すべき金額は「億」を超える金額。
多くの設備投資や社員への福利厚生に、その資金を充てたい。
そこで、そのオーナー社長さんは決心しました。
数年をかけて自社の技術と若手社員を他社へ移しました。
他社の社長さんはご自身の娘婿。
その手法は企業秘密です。
残った高齢社員に多額の割増退職金を渡して、自然に会社規模を縮小させました。
そして会社は事実上休眠状態。脱退はしないので不足の補填は必要ありません。
ギリギリの選択と果敢な挑戦により、事業継承がなされました。
変化から進化です。
こんな変化から進化もあります。
労働争議。
生活闘争とかストライキなど、前時代的な争議は日本では見られなくなりました。
公共工事を中心に受注してきた中小企業です。
公共工事の抑制の影響を受けて、仕事の量は減少して行きました。
アイデアを多く持つ職人肌の社長さんは、技術革新に取り組みました。
その甲斐あって、特許に裏付けられた高い技術力を武器に民間からの受注が急増。
当然に社員は忙しくなりました。
そこに目をつけた外部の労働組合。
心無い社員が利用されたのでしょうか。
労働環境の改善を錦の御旗に団交と称して、社長さんを軟禁状態に。
会社の社屋は赤旗だらけ。
会社の社屋には見慣れない若者やおばさんが赤い鉢巻をして、世間話をしながら弁当を食べていました。
どうみても、この会社の技術者ではありません。
突然にやって来た「病」です。
そこで、そのオーナー社長さんは決心しました。
弁護士やメイン銀行支店長と相談して、破産の申し立てを行いました。
特許や顧客そして大部分の技術力ある社員を他社へ移していました。
その手法は企業秘密です。
その他社の社長さんは、この破産した会社の若手社員です。
ギリギリの選択と果敢な挑戦により、事業継承がなされました。
変化から進化です。
かって氷河期にマンモスが絶滅しました。
変化を受け入れることができず、進化することができず、種の保存ができませんでした。
人も職場や家庭など生活する環境は常に変化します。
会社も技術革新やグローバル化で経営の環境は変化します。
ジワリジワリと忍び寄ってきた「病」や突然にやって来た「病」と戦うこともあります。
進化して種を保存する。
そのためにはギリギリの選択と果敢な挑戦が必要です。
「昔は良かった」ではありません。
「昔」より「今」
「今」より「将来」
変化から進化。
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2012-11-15 (木) | 編集 |
今年の流行語大賞のノミネートが発表されました。
「ワイルドだぜー」などなど。
「近いうちに」
流行語大賞のにノミネートされているかは知りませんが、この数週間で一番「話題性」がある言葉でしょう。
「近いうちに」
気になる彼女とデートの約束を取り付けたいとき。
「近いうちに」の意味は、今日の夜や明日でも、とにかく「今すぐにでも」と考えてしまいます。
嫌な上司や取引先から食事に誘われととき。
「近いうちに」の意味は、出来れば「忘れて欲しい」とか、法律的に言えば「不確定期限」と考えてしまいます。
私は今「53歳」です。
「あとどれだけ」
最近時々「あと何年の間、お仕事を頑張れるか」なんて考えることがあります。
10年後は63歳。きっとまだ頑張っている。
20年後は73歳。少し疲れ気味かもしれないけど、頑張っていたい。
30年後は83歳。きっとリタイヤ。生きているかな?頑張れないかもしれない。
40年後は93歳。まず無理。ほとんど無理。
50年後。100歳を超えます。絶対に無理。
正直な心です。
今年、銀行のOB会の先輩お二人の旅立ちを見送りました。
お二人とも、60歳代です。
本当に残念な若い旅立ちでした。
お二人の「あとどれだけ」は、まだまだ先があったと思います。
楽しい時間の「あとどれだけ」は、行く「時」が惜しまれます。
嫌な時間の「あとどれだけ」は、行く「時」の遅さに苛立ちます。
どんな人も「時」の流れは公平に進みます。
一方で、心の持ちようで、体調や健康状態によって、「ちかいうちに」「あとどれだけ」の中身も変わります。
そんなことを「徒然に」思うとき、「時」を大切にしようと、あらためて思います。
少なくとも「時」の感じ方を自分自身で決められるようにしたいと思います。
多くの出会い。多くの仕事。健康な身体と心。
自分の「時」を取り巻くことがらに、感謝をしようと思います。
16日解散。4日公示。そして総選挙。
「近いうちに」から「あとどれだけ」に心を動かした議員さんも多いのではないでしょうか。
「ワイルドだぜー」などなど。
「近いうちに」
流行語大賞のにノミネートされているかは知りませんが、この数週間で一番「話題性」がある言葉でしょう。
「近いうちに」
気になる彼女とデートの約束を取り付けたいとき。
「近いうちに」の意味は、今日の夜や明日でも、とにかく「今すぐにでも」と考えてしまいます。
嫌な上司や取引先から食事に誘われととき。
「近いうちに」の意味は、出来れば「忘れて欲しい」とか、法律的に言えば「不確定期限」と考えてしまいます。
私は今「53歳」です。
「あとどれだけ」
最近時々「あと何年の間、お仕事を頑張れるか」なんて考えることがあります。
10年後は63歳。きっとまだ頑張っている。
20年後は73歳。少し疲れ気味かもしれないけど、頑張っていたい。
30年後は83歳。きっとリタイヤ。生きているかな?頑張れないかもしれない。
40年後は93歳。まず無理。ほとんど無理。
50年後。100歳を超えます。絶対に無理。
正直な心です。
今年、銀行のOB会の先輩お二人の旅立ちを見送りました。
お二人とも、60歳代です。
本当に残念な若い旅立ちでした。
お二人の「あとどれだけ」は、まだまだ先があったと思います。
楽しい時間の「あとどれだけ」は、行く「時」が惜しまれます。
嫌な時間の「あとどれだけ」は、行く「時」の遅さに苛立ちます。
どんな人も「時」の流れは公平に進みます。
一方で、心の持ちようで、体調や健康状態によって、「ちかいうちに」「あとどれだけ」の中身も変わります。
そんなことを「徒然に」思うとき、「時」を大切にしようと、あらためて思います。
少なくとも「時」の感じ方を自分自身で決められるようにしたいと思います。
多くの出会い。多くの仕事。健康な身体と心。
自分の「時」を取り巻くことがらに、感謝をしようと思います。
16日解散。4日公示。そして総選挙。
「近いうちに」から「あとどれだけ」に心を動かした議員さんも多いのではないでしょうか。
2012-11-08 (木) | 編集 |
今日はネクタイをしてますか。
11月になり、ようやく寒さを感じる毎日になりました。
ついこの前まで、うだる様な暑さに悲鳴を上げていたことが嘘のようです。
クールビズの期間も6月から10月までという長期間になった企業も多いと思います。
スーツ姿にノーネクタイ。
街中で、会社の中で、商談時でもノーネクタイ。
初めの頃は「逮捕されたオジサン」みたいに間が抜けたようにも思いましたが、最近は見慣れてきました。
ネクタイの購買量は相当に低下したのではないでしょうか。
さすがに11月になって、ノーネクタイ姿は少なくなりました。
ネクタイの機能的な役割は何でしょうか。
時々ぶら下げたネクタイを見て「これは何のためにあるのかな」なんて思います。
お洒落や緊張感、プライドを保つ効果は見過ごすことはできませんね。
その昔、酔っ払ってネクタイを鉢巻代わりにする「昭和のオジサン」も懐かしい。
定年を迎えた「昭和のオジサン」にとって、ネクタイは仕事のプライドかもしれません。
ところで、大学の認可を突如取り消して、世間の注目を浴びている「大臣どの」。
「大臣どの」の機能的な役割はなんでしょうか。
権限云々を時には不機嫌な怒り顔で、時には満面の笑顔で言い放っている報道を見ました。
「大臣どの」の一連の行動や発言は、いったい何の意味があったのでしょうか。
その報道を見ていて、何故かネクタイを連想してしまいました。
省庁のトップとして、ブラブラぶら下がっている「ネクタイ」でしょうか。
役人の緊張感を保つ効果はあるのでしょうか。
日本を代表するプライドを保つ効果はあるのでしょうか。
食いこぼしだらけのネクタイをしていると、みっともないですね。
すぐにでも取り替えたいですね。
法務大臣が反社会的勢力との関係を指摘され辞任する姿は、みっともないですね。
更迭は食いこぼしのネクタイを取り替えるようなものでしょうか。
クールビズならず「政治ビズ」
ノーネクタイならずノー大臣。
会社や身近な組織にもいるのではありませんか。
ぶらさがっている食いこぼしさん。
思い切って取り替えるか、ノー〇〇さんを考えてみましょうか。
11月になり、ようやく寒さを感じる毎日になりました。
ついこの前まで、うだる様な暑さに悲鳴を上げていたことが嘘のようです。
クールビズの期間も6月から10月までという長期間になった企業も多いと思います。
スーツ姿にノーネクタイ。
街中で、会社の中で、商談時でもノーネクタイ。
初めの頃は「逮捕されたオジサン」みたいに間が抜けたようにも思いましたが、最近は見慣れてきました。
ネクタイの購買量は相当に低下したのではないでしょうか。
さすがに11月になって、ノーネクタイ姿は少なくなりました。
ネクタイの機能的な役割は何でしょうか。
時々ぶら下げたネクタイを見て「これは何のためにあるのかな」なんて思います。
お洒落や緊張感、プライドを保つ効果は見過ごすことはできませんね。
その昔、酔っ払ってネクタイを鉢巻代わりにする「昭和のオジサン」も懐かしい。
定年を迎えた「昭和のオジサン」にとって、ネクタイは仕事のプライドかもしれません。
ところで、大学の認可を突如取り消して、世間の注目を浴びている「大臣どの」。
「大臣どの」の機能的な役割はなんでしょうか。
権限云々を時には不機嫌な怒り顔で、時には満面の笑顔で言い放っている報道を見ました。
「大臣どの」の一連の行動や発言は、いったい何の意味があったのでしょうか。
その報道を見ていて、何故かネクタイを連想してしまいました。
省庁のトップとして、ブラブラぶら下がっている「ネクタイ」でしょうか。
役人の緊張感を保つ効果はあるのでしょうか。
日本を代表するプライドを保つ効果はあるのでしょうか。
食いこぼしだらけのネクタイをしていると、みっともないですね。
すぐにでも取り替えたいですね。
法務大臣が反社会的勢力との関係を指摘され辞任する姿は、みっともないですね。
更迭は食いこぼしのネクタイを取り替えるようなものでしょうか。
クールビズならず「政治ビズ」
ノーネクタイならずノー大臣。
会社や身近な組織にもいるのではありませんか。
ぶらさがっている食いこぼしさん。
思い切って取り替えるか、ノー〇〇さんを考えてみましょうか。
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